判決は「同様の事件の量刑は懲役3〜6年の範囲に分布している。命が奪われた結果は重い」と指摘した。弁護側は一人息子が刑務所に行くことを望んでいないとして、執行猶予を求めていた。
弁護人は、判決が量刑分布に触れた点について「何のために市民を入れているのか。裁判員がどのような判断をしたのか。聞けるなら聞きたい」と話した。
裁判員を務めた男性(48)は記者会見で「裁判長が言ったことがすべてです」と守秘義務を意識し、答えていた。
【関連ニュース】
・ 【特集】裁判員制度
・ 誤信殺人の被告に実刑=「責任重い」
・ わいせつ殺人、起訴内容認める=遺族の夫が被告に質問-43歳男の裁判員裁判・静岡
・ 長男殺害、両親に実刑=裁判員「知的障害に支援必要」
・ 介護疲れ夫刺殺、妻に実刑=裁判員「もっと国支援を」
・ 中学受験 本格シーズン 受験者数過去最高更新する勢い(毎日新聞)
・ 東京都立白鴎高校付属中学の適性検査で出題ミス(産経新聞)
・ <詐欺>預保機構や財務省との関係装う事件相次ぐ(毎日新聞)
・ あれは「戦場」そのものだった 加藤被告は硬い表情のまま(産経新聞)
・ 税優遇の不動産、陸山会が異例の所有(読売新聞)